突発性難聴

ストレス？血流の問題？
ハッキリとした原因は分かっていませんが、ウイルスが内耳に侵入して突発性難聴になってしまう方もいます。
ウイルスと言う形あるものから、ストレスや血流不足と数値化できないものが存在します。

三大症状は、難聴・耳鳴り・耳に水が入った感じになりますが、他にも音の響き、めまいがあります。めまいは短時間に消失しますが、立っていられないほどの回転するめまいであれば、メニエール病の可能性もあるので注意が必要です。

突発性難聴後に訴える症状も難聴、耳鳴り、音のひびき、耳に水が入った感じが引き続きある、軽減する、ひどくなるに別れます。音のひびきは、電子音、お皿がぶつかる音、車のドアを閉める音、シャワーの音、テレビの音など人によりって苦痛に感じる音は違います。耳鳴りと耳の水が入った感じは、耳鳴りが楽な日は耳の水が入った感じがひどい、逆も同じです。突発性難聴の症状と言うより、突発性難聴後の症状に問題があります。この症状も聴力の回復次第で変わりますので、突発性難聴は早期の治療が必要です。

突発性難聴発症の前に耳鳴り、耳のつまりを訴える方もいます。

突発性難聴改善には突発性難聴専用鍼施術を受けることが必要です。とにかく内耳の血流を改善すること、ストレスを緩和することが大事で、２つを得意する鍼灸施術を受ける必要があります。もちろん東洋医学の神秘の力で回復できたらいいのですが、そう簡単に改善しないのが突発性難聴です。

内耳の血流改善、ストレス緩和、高い技術が突発性難聴改善には必要です。

過去行っていた突発性難聴施術は、足や手のツボに鍼を刺し、身体全身の体質改善で突発性難聴の回復を図っていましたが、結局は耳への血流が突発性難聴改善に必要なことだと行きつき、耳周り特化した施術になりました。

そのスタイルとは、耳周りのツボに深さ４～６㎝鍼を刺します（過去一度も怪我はありません）。その刺激が耳周りの筋緊張を緩和させ、内耳の血流が改善されます。さらに近赤外線機器を使用し内耳を温め血流改善、星状神経節ブロックも行い全身の血流改善を図ります。現在は、この施術法に自信をもって行っています。

ご存知かと存じますが、突発性難聴はスピードが命です。突発性難聴発症前に感じる、今まで聞いたことがない耳鳴り、普段は１分ほどで耳鳴りが収まるのに１日中続きている、聞こえがこもっている、耳に水が入った感じなど、普段とは違った違和感を覚えたら直ぐ耳鼻科に行ってください。突発性難聴の改善率は低く、時がたてば経つほど改善率が下がって行きます。早期治療開始こそ突発性難聴が改善する可能性を高める大きなポイントです。

最後に、突発性難聴は聴力の症状固定・耳鳴り・音のひびきが後遺症として残ってしまう場合があり、何としても治したいという想いで、長く通院してしまうこともあるかもしれません。

過去一方だけ、３０年以上前に発症した突発性難聴の聴力が２０db以上回復された例があります。あと多いのが半年以内の突発性難聴の改善です。もちろん一日でも早い方が、回復の確率が高くなります。

これから、鍼灸施術を考えているのであれば、受ける回数を決めて受けてください。長期間通院しても改善率が上がるわけではありません。症状固定と言われてからは尚更です。しかし、突発性難聴の症状固定はいつ起こるか分かりません。突発性難聴の発症時なのか一年後なのか・・・だからこそ、回数を決めて受けることをお勧めします。